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ゼロから学べるマーケティングの基礎〜第1回マーケティングってなに?

ゼロから学べるマーケティングの基礎〜第1回マーケティングってなに?

エンジニアブログ

投稿日:2018/03/12 | 最終更新日:2018/06/28

ゼロから学べるマーケティングの基礎〜第1回マーケティングってなに?

はじめに

ある日、会社の先輩から一言。
「片山くん、マーケティングの定義ってわかってる?いつもどういう考え方をしているの?」

この質問に僕は即答できず、
歯切れの悪い受け答えをしてしまう始末。

マーケティング事業部に所属しながら、
「マーケティング の定義を即答できない…。」

そして、
帰り道にある一冊の本を手に取りました。

マーケティングの神様、フィリップ・コトラーの著書である
「コトラーのマーケティング・コンセプト」。

この中でマーケティングはこう定義されていました。

「マーケティングとは、充足されていないニーズや欲求を突きとめ、その重要性と潜在的な収益性を明確化・評価し、組織が最も貢献できる標的市場を選択したうえで、当該市場に最適な製品、サービス、プログラムを決定し、組織の全成員に顧客志向、顧客奉仕の姿勢を求めるビジネス上の機能である。」

「ん?よくわからない…。結局どういうこと?」

マーケティングってなに?

「マーケティングの定義がわからない…。」

本を読んでもわからず彷徨っていた。

途方にくれていた時に、
ふと、自分の趣味であるコンセプトカフェのマーケティング活動を整理すれば、
何かわかるかもしれないと考え、全部書き出してみることにした。

コンセプトカフェではこういったマーケティング活動が行われている。

  • コンセプトに沿った衣装の女の子、飲食物、内装
  • 現役メイド社長による出版活動。
  • Japan Expoなどのイベント出店。
  • テレビを主としたマスメディアに露出。
  • 店舗で選抜したメンバーによるアイドル活動。
  • 観光客や通行人を集客する街頭でのビラ配り。
  • Twitter、Facebook、Instagramなどの更新。
  • アニメや有名キャラクターなどとのコラボカフェ。
  • アプリで出勤やイベント情報などを掲載。
  • メルマガでイベント情報などを配信。

これらのマーケティング施策を整理すると
4つのカテゴリに分けることができた。

  • 商品
    • コンセプトに沿った衣装の女の子、飲食物、内装
  • ブランド認知
    • 現役メイド社長による出版活動。
    • Japan Expoなどのイベント出店。
    • テレビを主としたマスメディアに露出。
    • 店舗で選抜したメンバーによるアイドル活動。
    • Twitter、Facebook、Instagramなどの更新。
  • 集客
    • 観光客や通行人を集客する街頭でのビラ配り。
    • Twitter、Facebook、Instagramなどの更新。
    • アニメや有名キャラクターなどとのコラボカフェ。
  • 再来訪
    • 観光客や通行人を集客する街頭でのビラ配り。
    • Twitter、Facebook、Instagramなどの更新。
    • アニメや有名キャラクターなどとのコラボカフェ。
    • アプリで出勤やイベント情報などを掲載。
    • メルマガでイベント情報などを配信。

このカテゴリを整理すると、マーケティングの題材となる「商品」。
そしてブランド認知、集客、再来訪がマーケティングの「仕組み」。

つまり、これらは全て
「売れる商品、売れる仕組みをつくること」
という共通のゴールを目指していることがわかりました。

これならコトラーの難しい定義がなくても、理解することができる。

頭がスッキリし整理された瞬間でした。

マーケティングの考え方

やっとマーケティングの定義が理解できた。

次の課題はマーケティングの考え方とは何かを理解しないといけないこと…。

「ビジネスといえばMBAじゃない?」という、やや短絡的な発想で、
日本最大のMBAスクール、グロービス経営大学院のWEBサイトにアクセスした。

そして、
どんなマーケティングの考え方があるのか調べ、
ニーズ発想とシーズ発想というものがあることがわかった。

ニーズ発想とは、顧客のニーズ、欲求をベースに、「このような商品や事業があれば受け入れられるだろう」と考える発想方法。

シーズ発想とは、自社の技術や経営資源、強みをベースに、「こうした商品や事業ができないか」と考える発想方法。特にメーカーで多用される。

この2つの発想方法のうち、
シーズ発想はどうやらメーカーで多用される手法のようなので、

今回はニーズ発想を活用し、
マーケティングを考え方とは、
顧客のニーズを考えること
という前提を元に、コンセプトカフェの事例を検証しました。

そこから気づきを得たので、シェアしたいと思います。

では、今回の気づきをシェアする上で1つ質問です。

「どちらの店舗の広告に魅力を感じますか?」

広告文比較

さあ、2つのうちどちらの店舗に魅力を感じましたか?

実はこの2つの広告では同じコンセプトカフェを紹介しています。

広告Aが「楽しめるお店にいきたい」というニーズがある見込み客に訴求。
広告Bが「安心できるお店にいきたい」というニーズがある見込み客に訴求。

このように、同じ店舗でも顧客のニーズによって広告の打ち出し方を変えることで、
違ったニーズを持った顧客を集客することができることがわかりました。

この事実からニーズ発想というマーケティングの考え方が、
非常に重要なことだということが、自分自身の感覚とついに一致した。

よりマーケティングの考え方への理解が深まる瞬間だった。

次回予告

次回は今回重要だったとわかった顧客のニーズを定義するため、
顧客像をはっきりさせるターゲティングと、その顧客像のニーズがはっきりと定義させるセグメンテーションについてご紹介していきます。

katayama

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