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ゼロから学べるマーケティングの基礎〜第2回市場と顧客像のセグメンテーション、ターゲティング〜

ゼロから学べるマーケティングの基礎〜第2回市場と顧客像のセグメンテーション、ターゲティング〜

ビジネス

投稿日:2018/04/11 | 最終更新日:2018/04/25

ゼロから学べるマーケティングの基礎〜第2回市場と顧客像のセグメンテーション、ターゲティング〜

こんにちは。

株式会社トップゲート、マーケティング事業部の片山です。

前回の記事、第1回マーケティングってなに?では、

「マーケティングとは、売れる商品、売れる仕組みをつくること。」

「マーケティングの考え方とは、顧客のニーズを考えること。」

上記の2つを定義しました。

そして、今回は前回の記事で予告した

  • 市場を細分化するセグメンテーション。
  • 対象とする市場、顧客像を明確にするターゲティング。

この2つを顧客を明確に定義するために、
メイドカフェ市場を事例にして、内容を整理していきたいと思います。

セグメンテーション

まず、セグメンテーションをマーケティングキャンパス用語集で調べると、

市場の細分化のこと。市場を性質ごとに分け、それぞれに対し、最適な戦略・施策を立案・実行すること。

という風に書かれています。

今回の記事では、このメイドカフェ市場を細分化するために、
メイドカフェについての知見が必要なため、
「メイドカフェとは何か?」
「どんな店舗があるのか?」
ということを事前に簡単なご紹介をしたいと思います。

メイドカフェの意味を検索するとWikipediaではこう書かれています。

メイド喫茶(メイドきっさ)、若しくはメイドカフェ(英語: Maid cafe)とは、メイドになりきった店員が、客を「主人」に見立てて給仕などのサービスを行う喫茶空間のことで、主に日本に展開し存在する喫茶店の一種である。

つまり、わかりやすく言うと
メイドさんのコスプレをした女性店員が、口調や名前、出身地などを
店舗や個人毎に定められた架空設定に基づき、世界観を演じる付加価値をつけた喫茶店です。

メイドカフェ市場を細分化

それではメイドカフェ市場を細分化してみます。

メイドカフェは、エンターテイメント系、クラシカル系、バー系、男装カフェ系の4つに分けることができます。

ジャンル 内容
エンターテイメント系 「萌え萌えきゅん」といったようなおまじない、オーダー毎にメイドさんから発せられるコール、メイドさんが踊るダンスや、メイドさんと楽しむゲームなどがある店舗です。
クラシカル系 過度な接客がなく衣装はロングドレスなど落ち着いた雰囲気を売りにしている店舗です。
元々のメイドカフェの発祥はこのクラシカル系で、他のジャンルのメイドカフェはここから様々な付加価値をつき派生した店舗です。
ガールズバー系 お酒がメインで衣装の露出が他のジャンルに比べて多いなどの特徴があります。
内装もガールズバーテイストのところが多いです。
男装カフェ系 その名の通り男装した女性店員が接客するカフェです。
なかなか存在しない中性的なイケメンを女性が演じることで、
現実世界では満たされない女性のニーズに答えています。

以上がメイドカフェ市場のセグメンテーションです。

ターゲティング

次に、対象とする市場、顧客像、そして顧客のニーズを明確にするためにターゲティングをします。

ターゲティングは一般的には年齢層、性別、生活エリア等で行うことが多いです。

それでは、先ほど4つに細分化したメイドカフェ市場を下図のように整理してみました。

現状のメイドカフェ市場

縦軸は、衣装や内装によって店舗の「雰囲気」が変わってくるため、
「可愛い」「かっこいい」で分けています。

横軸は、店舗によって客層が変わってくるため、
「女性客が多い」「男性客が多い」で分けています。

既存のメイドカフェ市場が、どういった市場や顧客像をターゲティングしているのかが見えてきました。

すると、少し違和感を感じることがありました。
「AとDは競合が少ないかも?」

そして、
「BとCは競合が多いかも?」

ブルーオーシャン・レッドオーシャン

この2つの違和感を感じながら考えていると、以前受けた社内研修を思い出しました。
「これってブルーオーシャン、レッドオーシャン市場の話?」

記憶をたどると、その社内研修ではそれぞれの市場を以下のように説明していた。

  • ブルーオーシャン市場とは競争がない未開拓な市場。
  • レッドオーシャン市場とは競争が激しい既存の市場。

代表的なのは美容室、スマホゲーム、コンビニ、家電量販店、ドラッグストア業界など。

ブルーオーシャン・レッドオーシャン

これを先ほどのメイドカフェ市場で考えると、

まず、下図のBとC市場がレッドオーシャン市場。

  • B市場は、男性客が多い、可愛さが売りの店舗。
  • C市場は、女性客が多い、かっこいいが売りの店舗。

レッドオーシャン

次に、下図のAとDの市場がブルーオーシャン市場。

  • A市場は、女性客が多い、可愛さが売りの店舗。
  • D市場は、男性客が多い、かっこいいが売りの店舗。

ブルーオーシャン
  
ついに、メイドカフェ市場のレッドオーシャン、ブルーオーシャン市場がみえてきた。

ただD市場については、メイドカフェ通い歴6年である僕の周囲で、
男性客が多くかっこいいが売りの店舗を求めている人に出会ったことがないため、
D市場はブルーオーシャンであるが、そもそもニーズが薄いのではという仮説を立てました。

もし今からメイドカフェ市場に参入するならA市場が良い。

まとめ

今回は、メイドカフェ市場を

  • セグメンテーションで細分化。
  • ターゲティングで対象とする市場、顧客像、そして顧客のニーズを明確化。
  • セグメンテーション、ターゲティングの結果からブルーオーシャン、レッドオーシャン市場を整理。

していきました。

次回予告

次回は、今回ブルーオーシャンの可能性が高いとわかったA市場に対し、新規のメイドカフェ出店するという題材で、商品の価値を明確にするマーケティングを進める上で大切なポジショニングを説明していきます。

僕が6年間通いつめてわかったメイドカフェの理想的な商品価値を余すことなく公開していきます。

それでは、次回「ゼロから学べるマーケティングの基礎」シリーズ最終となる第3回をお待ちください。

katayama

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