Firebase アナリティクス技術調査レポート

GCP

投稿日:2020/07/09 | 最終更新日:2020/09/23

Firebase プロダクトは、「アプリをビルドする」、「アプリの品質を改善する」、「ビジネスの成長を図る」の3つに大きく分かれていますが、今回は「ビジネスの成長を図る」に分類されるアナリティクス(Google アナリティクス)についてご紹介します。

この記事の目的

  • Google アナリティクスを理解する

主な機能

無制限のレポート

アナリティクスでは、最大で 500 種類の個別のイベントに関するレポートを無制限に生成できます。

オーディエンス セグメンテーション

デバイスデータ、カスタム イベント、またはユーザー プロパティを元に、Firebase コンソールでカスタムのユーザーリストを定義することができます。定義したユーザーリストは、新機能や通知メッセージのターゲットとして、Firebase の他の機能で使用することができます。

イベントとユーザープロパティ

Google アナリティクスは、アプリの使用状況や動作に関するデータを収集します。この SDK は主に次の 2 種類の情報を記録します。

イベント

ユーザーの操作、システム イベント、エラーなど、アプリで起こっていること。

ユーザー プロパティ

言語や地域など、ユーザー層を示す属性。自由に定義可能。

Android アプリでアナリティクスを試してみよう

こちらのサンプルコードを参考にして、Google アナリティクスを試してみましょう。

  • イベントログを確認する
  • ユーザープロパティを確認する

FirebaseプロジェクトとAndroidアプリの準備

サンプルコードを入手する

GitHubからソースコードをローカル環境にクローンします。

% git clone https://github.com:firebase/quickstart-android

Firebaseプロジェクトを作成する

次にサンプルアプリケーションをデプロイするために Firebase プロジェクトを作成します。

Android プロジェクトに Firebase を追加する

作成したFirebaseプロジェクトにクローンしたAndroidアプリを追加します。

イベントのロギングとユーザープロパティの設定

ユーザープロパティを設定する

Firebase コンソールの [アナリティクス] の [User Properties] ページでプロパティを登録します。
favorite_food プロパティを登録します。
ユーザープロパティを設定する

☆注意: プロパティの登録後、そのプロパティのデータが収集されてレポートに記載されるようになるまでに数時間かかることがあります。新しいデータが利用できるようになった後は、そのプロパティをレポートのフィルタやユーザーの定義として使用できます。

Android Studio のデバッグログでイベントを表示する

このコマンドを入力すると Android Studio の logcat にイベントが表示され、イベントが送信されているかどうかを即座に確認できます。

% adb shell setprop log.tag.FA VERBOSE

% adb shell setprop log.tag.FA-SVC VERBOSE

% adb logcat -v time -s FA FA-SVC

デバッグモードの有効化

通常、アプリによってロギングされるイベントは、約 1 時間の周期でバッチ処理され、まとめてアップロードされます。アナリティクスの実装を検証する(また、DebugView レポートでアナリティクスを確認する)ためには、開発デバイスでデバッグモードを有効にすることで、最小限の遅延でイベントをアップロードできます。

% adb shell setprop debug.firebase.analytics.app package_name

この動作は次のコマンドを実行してデバッグモードを明示的に無効にするまで継続します。

% adb shell setprop debug.firebase.analytics.app .none.

アプリを起動してイベントログとユーザープロパティを確認する

Android Studioでアプリを起動すると、Emulator で下のような画面が開きます。
アプリを起動してイベントログとユーザープロパティを確認する

デバッグログを確認する

ターミナル、もしくはAndroid Studioの logcat でアプリが起動したログが確認できます。

デバッグログを確認する

アプリでイベントを発生させる

先のアプリの画面でJavaかKotlinを選択すると、好きな食べ物を聞かれるのでそれに回答します。

アプリでイベントを発生させる

DebugViewでイベントログとユーザープロパティを確認する。

Firebaseコンソールにログインし、[分析 / Debug View] を選択します。
アプリの起動時刻 (first_open_time)、好きな食べ物 (favorite_food) が記録されたイベントログが確認できました。ユーザープロパティには先ほど回答した好きな食べ物が設定されています。
(ユーザープロパティのみ反映されない場合は数時間後に再試行してください。)
DebugViewでイベントログとユーザープロパティを確認する。

アプリのタブ移動をした場合でも同じようにイベントログを確認することができます。
タブBからタブCに移動した場合します。

Debug Viewの select_content をクリックします。

item_id(選択画面) が id-B(タブB)から id-C(タブC) に切り替わったことが確認できました。

終わりに

いかがでしたか。Google アナリティクスを使うことで、簡単にアプリの使用状況を確認できることがわかったと思います。



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