Google Cloud Marketplace とは?料金体系、メリット、できることまで徹底解説!

Google Cloud Marketplace とは?料金体系、メリット、できることまで徹底解説!

GCP

投稿日:2021/04/22 | 最終更新日:2021/06/02

「 Google Cloud Marketplace 」というサービスをご存知でしょうか? Google が提供するパブリッククラウドサービス「 Google Cloud(GCP)」に内包された機能であり、様々なソフトウェアパッケージを手間なく利用できるカタログサービスです。

Google Cloud Marketplace を活用することで、自社に必要なパッケージサービスを効率的に検索・利用でき、生産性の向上を実現することができます。

本記事では、 Google Cloud Marketplace の基礎的な内容から、料金体系、メリット、できること、利用可能なソリューション例まで、一挙にご紹介します。

Google Cloud(GCP) とは?

Google Cloud(GCP) は Google が提供しているパブリッククラウドサービスです。同じ種別のサービスとしては、 Microsoft 提供の Azure や Amazon 提供の AWS などが挙げられます。

Google Cloud(GCP) は 「 Gmail 」や「 YouTube 」などの有名サービスで実際に動いているプラットフォーム技術をそのまま使用でき、非常に高いインフラ性能を誇ります。コンピューティングやストレージをはじめ、様々な機能が搭載されています。

また、 Google Cloud(GCP) は高機能な管理コンソール(管理画面)が大きな特徴となっており、 Google Cloud Marketplace も管理コンソールに内包されている機能の一つです。 Google Cloud Marketplace については次章で詳しくご説明します。

Google Cloud(GCP) の管理コンソールに関しては、以下の記事が参考になります。

Google Cloud(GCP)の管理画面がスゴい?管理コンソールでできることを徹底解説!

Google Cloud Marketplace とは?

Google Cloud Marketplace は Google Cloud(GCP) の管理コンソールで提供されているカタログサービスです。従来は「 Cloud Launcher 」という名前で親しまれていましたが、2018年に「 Google Cloud Marketplace 」へ名称変更しました。

Google Cloud Marketplace を使うことで Google Cloud(GCP) 上で利用できる様々なソリューションを検索し、必要に応じてデプロイ(初期設定をして利用可能な状態にすること)まで実行することができます。難しい操作は必要なく、わずか数クリックの作業で必要な処理が完了します。

Google Cloud(GCP) 自体が広い範囲をカバーするサービスであるため、 Google Cloud Marketplace にも多岐にわたるソフトウェアパッケージが用意されており、自社の希望や条件に合わせて、必要なソリューションを自由に使うことができます。

Google Cloud Marketplace には計4,000以上のソフトウェアパッケージが存在し、各ソリューションはいくつかのカテゴリに分類されています。

以下、カテゴリと該当するソリューションの一例を表にまとめました。各カテゴリごとに、フィルタをかけて検索できる点も便利なポイントの一つです。

カテゴリ ソリューション例
無料トライアル 10TB All-Flash Qumulo File System Instance 、 Aerospike Enterprise Edition
仮想マシン Hammerspace (BYOL) 、 MySQL Secured by SG
Google Cloud Platform Compute Engine 、 Cloud SQL 、 BigQuery 、 Cloud Dataflow
API とサービス SMBStreams 、 Managed MySQL Database 、 Cloud Vision API
Kubernetes アプリ Gestalt 、 Raven 、 Pelican
コンテナイメージ Nginx 、 MySQL 5、 RabbitMQ 、 Node.js
データセット About COVID-19 Public Datasets 、 Aion On-Chain Transaction Data
オペレーティングシステム Red Hat Enterprise Linux 7、 Ubuntu Xenial 、 Debian 10
デベロッパースタック App Engine 、 Memcached Certified by Bitnami
ネットワーキング Barracuda CloudGen Firewall (BYOL) 、 Virtual Web Application Firewall
データベース MongoDB Atlas 、 Datastax Enterprise for GCP 、 Redis Enterprise Cloud
デベロッパーツール WordPress Certified by Bitnami and Automattic 、 Magento Certified by Bitnami
ブログ、 CMS cPanel & WHM on Linux 、 UCRAFT White Label
医療 American Community Survey (ACS) 、 AODocs 、 Births Data Summary
セキュリティ 1Password SCIM bridge 、 Acalvio ShadowPlex 、 Aqua Security
金融サービス Bitcoin Cash Cryptocurrency Dataset 、 FEC Campaign Finance

このように、様々なソリューションを Google Cloud Marketplace で検索・デプロイすることで、自社における Google Cloud(GCP) 運用をさらに効率化することができます。生産性向上を実現する上で Google Cloud Marketplace は必要不可欠なサービスであると言えます。

Google Cloud Marketplace の料金体系

Google Cloud Marketplace 自体は無料で使うことができ、ソフトウェアパッケージを検索するための料金は発生しません。加えて、 Google Cloud Marketplace で提供されているソリューションの多くもまた無料で利用可能です。

ただし、ソフトウェアパッケージ自体は無料だとしても、デプロイしたソリューションを利用するための Google Cloud(GCP) のリソースに対しては課金が発生します。そのため、完全無料で使えるわけではないので注意が必要です。

また、 Google Cloud Marketplace には、ソフトウェアがインストールされた「 VM 」「 Kubernetes アプリ」「マネージドサービス」などの商用ソフトウェアも存在し、これらを利用する場合は Google Cloud(GCP) のリソース費用に加えて、ソフトウェアのサービス料金が必要になります。

このように、 Google Cloud Marketplace 自体は費用をかけずに使うことができますが、デプロイしたソフトウェアパッケージを利用するための Google Cloud(GCP) リソースや、商用ソフトウェアを購入する場合には料金が発生します。

そのため、数あるソフトウェアパッケージの中から自社に最適なサービスを選択し、そのソフトウェアを利用するための Google Cloud(GCP) のリソースおよび料金体系を理解しておくことが大切です。

なお、有料プロダクトを使うためには Google Cloud(GCP) の請求先アカウントにリンクする必要があり、利用料金はプロジェクトがリンクされている請求先アカウントに請求されます。ソフトウェアの使用料金は、毎月の Google Cloud(GCP) の請求書の中に個別項目として表示されます。

Google Cloud Marketplace のメリット

ソリューションの種類が豊富

Google Cloud Marketplace には、4,000を超えるソフトウェアパッケージが内包されており、「仮想マシン」「ネットワーキング」「データベース」など、あらゆる領域をカバーしています。

ソリューションの種類が多ければ多いほど、自社のニーズにマッチしたソフトウェアを利用できる可能性が高まるため、この点は Google Cloud Marketplace の大きなメリットになります。

一元的なソリューション検索が可能

本来、自社に適したソリューションを探すためには、膨大な情報リサーチが必要になり、多くの工数がかかります。自社のニーズや実現したい内容を踏まえて、様々なサイトを横断・検索しなければいけません。

一方で、 Google Cloud Marketplace は一つの画面ですべてのソリューションを検索可能です。一元的に情報を取得でき、自社に合ったソリューションを効率的に検索できる点は Google Cloud Marketplace のメリットだと言えます。

様々なソリューションを容易にデプロイ可能

Google Cloud Marketplace は様々なソリューションを検索できるだけでなく、簡単な操作でデプロイまで実行できます。そのため、作業者の工数をかけることなく、あらゆるサービスを利用することが可能です。

本来、各種ソリューションを使うためには複雑かつ面倒な設定などが必要になりますが、 Google Cloud Marketplace は煩雑な作業を必要とせず、数クリックで必要なデプロイ処理が完了します。

Google Cloud Marketplace でできること

自社の生産性向上を実現できる

Google Cloud(GCP) の管理コンソール画面から Google Cloud Marketplace にアクセスすることで、様々なソリューションを一元的に検索し、手間なくデプロイすることができます。

Google Cloud(GCP) をはじめとしたパブリッククラウドは、自社の業務環境や顧客向けのサービスを構築するためのプラットフォームであるため、 Google Cloud Marketplace で無駄な作業時間を削減することで、自社の生産性向上を実現することができます。

社会情勢に合わせた柔軟な企業経営を実現できる

現在、市場ニーズや働き方の多様化に伴い、企業はあらゆる変化に対応できる柔軟性が求められています。変化に対応できない企業は時代の流れに取り残されてしまい、生き残ることはできません。

Google Cloud Marketplace には4,000を超える多種多様なサービス群が用意されています。自社の状況に合わせて適切なサービスを活用することで、社会の変化に柔軟に対応できる磐石な企業経営を実現することができます。

無料トライアルで気軽にサービスを試すことができる

Google では、 Google Cloud(GCP)の導入を検討しているユーザーに対して「無料で全サービスを利用できる12ヶ月の試用期間」を設けており、300米ドル分の無料クレジットを自由に使うことができます。

この無料トライアルを活用することで Google Cloud Marketplace に内包されているサービスを気軽に試すことができます。新しいサービスを導入する際、コスト面で二の足を踏んでしまう企業が多いですが、 Google Cloud Marketplace のサービス群は無料でお試しができるため、費用を気にすることなく利用イメージを掴むことが可能です。

加えて、 Google Cloud(GCP)には「 Always Free プロダクト」と呼ばれるサービスが存在しており、一部のサービスは無料トライアル期間終了後も無料で使うことができます。

利用可能なソリューション例

App Engine

App Engine はアプリケーションをサーバーレスで提供しているコンピューティングであり、一般的には PaaS ( Platform as a Service )と呼ばれている形態のサービスです。

App Engine はアプリケーションを簡単に構築できることはもちろん、開発者がアプリケーションのソースコード開発に集中できるように設計されています。開発者は作ったソースコードを App Engine の上に乗せるだけで、自動的にアプリケーションの実行環境が完成・提供されます。

App Engine について詳しく知りたい方は、以下の記事がオススメです。
【GCP入門編・第5回】 Google App Engine の魅力とは? Google App Engine (GAE) でのアプリケーション起動方法!

AI Platform

AI Platform は、機械学習における様々な環境構築を効率的に行うことができるプラットフォームです。

機械学習を進めていくためには、学習や推論などを行うための環境が必要になりますが、AI Platform を活用することで ML ( Machine Learning :機械学習)のプロジェクトを概念化の段階から本番環境やデプロイ環境へ、迅速かつ費用効率の高い方法で移行することが可能になります。

AI Platform について詳しく知りたい方は、以下の記事がオススメです。

機械学習に便利な Google Cloud (GCP) の「 AI Platform 」とは?概要、機能、料金体系、できることまで徹底解説!

BigQuery

BigQuery は、Google Cloud(GCP) で提供されているビッグデータ解析サービスのことです。通常では長い時間かかるクエリを、数 TB(テラバイト)、数 PB(ペタバイト)のデータに対し数秒もしくは数十秒で終わらせることができます。

また、クラウドで提供されているサービスであるため、サーバーレスでスケーラビリティがあり、非常にコストパフォーマンスに優れています。他の多彩な Google Cloud(GCP)の提供するサービスともシームレスに連携もでき、扱いやすいサービスの一つです。

BigQuery について詳しく知りたい方は、以下の記事がオススメです。
超高速でデータ分析できる!専門知識なしで扱えるGoogle BigQueryがとにかくスゴイ!

Cloud Bigtable

Cloud Bigtable は、 Google が提供しているデータベースサービスであり、ストレージサービスとしての機能も搭載しています。 Google Cloud(GCP)に内包される形でサービス提供されており、「 Google 検索」や「 Google マップ」など、多くの Google サービスで実際に利用されています。

Cloud Bigtable は全世界に散らばる Google のデータセンター内に膨大な量のデータを格納しており、一般企業が Cloud Bigtable を活用することで、Google が自社の基幹システムに利用している環境をそのまま使うことができます。

Cloud Bigtable について詳しく知りたい方は、以下の記事がオススメです。

Google Cloud(GCP) のCloud Bigtableとは?コスパ最強のデータベース・ストレージサービスを徹底解説!

まとめ

本記事では、 Google Cloud(GCP)のカタログサービス「 Google Cloud Marketplace 」について、概要、料金体系、メリット、できることなど、一挙にご紹介しました。

企業が Google Cloud(GCP)を有効活用していく上で、 Google Cloud Marketplace は欠かすことのできないサービスです。自社に合ったサービスを一元的に検索できるほか、手間なくデプロイまで実行することができます。

そして、 Google Cloud(GCP)を契約するのであれば、トップゲートがオススメです。トップゲート経由で契約することで

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本記事を参考にして、ぜひ Google Cloud(GCP)の導入を検討してみてはいかがでしょうか。



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