G Suite Enterpriseは大企業以外にもおすすめ?機能紹介からメリットまで解説!

G Suite Enterpriseは大企業以外にもおすすめ?機能紹介からメリットまで解説!

G Suite

投稿日:2020/06/27 | 最終更新日:2020/09/10

G Suite Enterpriseについて、具体的なサービス内容をご存知でしょうか。一般的には、安価なBasic、Businessが検討しやすいため、Enterpriseは検討から外れてしまうこともあるかもしれません。

しかし、G Suite Enterpriseの価格が高いのは、もちろんそれなりの理由があります。会社を守るために必要な機能が数多く搭載され、大企業のみならず、すべての会社が選択肢に加えるべき高品質なサービスです。

本記事では、G Suite Enterpriseの機能・メリットを詳しくご紹介します。また、大企業以外におすすめできる理由も説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

G Suite Enterpriseとは?

G Suite Enterpriseは、Googleが提供するグループウェア「G Suite」の最上位プランにあたるサービスです。G Suiteは大きく分けて3つのプランがあり、それぞれ機能・価格が異なっています。以下、各プランの機能と価格の一覧表です。

Basicプラン Businessプラン Enterpriseプラン
月額料金(1ユーザーあたり) 680円 1,360円 3,000円
容量 30GB 無制限 無制限
共有Drive ×
Cloud Search ×
Vault ×
App Maker ×
その他 × ×

※2020年6月現在の情報です。
※価格は税抜表記です。
※本表では、G Suite Essentialsは割愛しています。
※契約ライセンス数が5ID未満の場合、G Suite Business・Enterpriseの容量は「1TB/ユーザー」の制限が付きます。

上表は大まかな項目しか記載していないため、BusinessとEnterpriseの差分は「その他」だけですよね。しかし、実はこの「その他」の中に、重要な機能が多数含まれています。では、具体的にどのような機能が搭載されているのでしょうか。次章以降で、詳しく解説していきます。

G Suite Enterpriseの機能

G Suite Enterpriseには、Basic、Businessにはない機能が多く備わっており、会社としてグループウェアを運用していく上では、どれも大切な役割を持っています。

G Suite Enterpriseにしかない機能

  • GmailやGoogle Driveのデータ損失防止(DLP)
  • Gmailのホスト型S/MIME通信
  • BigQueryでのGmailログ分析
  • セキュリティキー使用の強制
  • セキュリティセンターの提供
  • 端末管理ルールの設定
  • Google Meet会議の最大参加人数(250名)
  • Google Meet会議の録画・保存

このように並べてみると、とても多くの独自機能が搭載されていることがわかりますよね。各機能の詳細を順番に見ていきましょう。

G Suite Enterpriseの機能詳細

Gmail・Google Driveのデータ損失防止(DLP)

データ損失防止(DLP)は、ヒューマンエラーによるデータ削除や誤送信を防いでくれる機能です。特に光学式文字認識(OCR)による、画像読み取り機能に優れており、高精度の画像スキャンでテキストを検出し、不適切なメールやファイルの送信を防ぐことができます。メールや機密ファイルの漏洩は致命的なセキュリティ事故に繋がるため、グループウェアの運用においては、とても重要な機能です。

Gmailのホスト型S/MIME通信

S/MIME通信は、第三者による盗聴・成りすましを防いでくれる機能です。メールの暗号化や電子署名の付与により、セキュリティ体制をさらに盤石にします。

BigQueryでのログ分析

BigQueryは、GCP(Google Cloud Platform)で提供されるビッグデータの解析プラットフォームです。高性能なカスタムクエリを利用したGmailのログ分析や、BigQueryのウェブUIを活用した詳細な分析ができます。分析ツールを利用して、カスタムレポートやダッシュボードを作成することも可能です。

セキュリティキー使用の強制

セキュリティキーを使うことで、G Suiteでの段階認証が可能になります。多くの場合、パスワードでの認証が一般的ですが、これはセキュリティ対策としては十分ではありません。なぜなら、パスワードが流出したときに、成りすましログインが容易にできてしまうからです。

ユーザーが所持するセキュリティキーで2段階認証を行うことで、第三者による不正ログインなどを防止できます。

G Suite Enterpriseでは、このセキュリティキーの強制が可能です。ユーザーは、セキュリティキーを必ず使用しなければならないため、強いセキュリティを担保できます。

セキュリティセンターの提供

セキュリティセンターは、さまざまな脅威から自社の情報を守ります。例えば、外部ユーザーと共有されたファイル、データ損失防止ルールに抵触したファイルなどを把握することができます。

また、フィッシング・不審なメール・不正なソフトウェアを含むと判断したメールを分析・ブロックしてくれるため、高いセキュリティレベルを保ちながら、G Suiteを運用することができます。

端末管理ルールの設定

Android・iOSなどの端末で特定のイベントが検出されたときに、事前に設定したトリガーアクションを実行することができます。管理者への通知メールや端末ブロック、さらには、企業アカウントを端末からワイプすることも可能です。

Google Meet会議の最大参加人数(250名)

G Suiteのプランによって、Google Meet(ビデオ会議)における最大参加人数は異なります。Basicは100名、Businessは150名、そしてEnterpriseでは、250名が同時にビデオ会議に参加できます。

Google Meet会議の録画・保存

G Suite Enterpriseプランに限り、Google Meetの会議内容を録画・保存することができます。録画する端末は、PC・Androidスマホ・iPhone・iPadなど、様々なデバイスで対応可能です。

G Suite Enterpriseのメリット

ここまでは、G Suite Enterpriseの機能をご紹介してきました。それでは具体的に、G Suite Enterpriseを利用することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。大きく2つの視点でご説明します。

強固なセキュリティでG Suiteを運用できる

前章の機能でもご紹介した通り、G Suite Enterpriseの最も大きなメリットは強固なセキュリティです。

このセキュリティ面が、Basicプラン・Businessプランと比較したときの最大の違いと言えるでしょう。特権管理者によるセキュリティキーの強制、高精度なOCRによるDLP、BigQueryでのログ分析など、Enterpriseプラン限定のセキュリティ機能・管理機能が数多く搭載されています。

企業がグループウェアを活用していく上で、セキュリティは最も重要視すべき大切なポイントです。G Suiteサービス自体の堅牢性に加えて、Enterpriseプランが搭載している多くのセキュリティ対策を活用することで、この上なく安全にG Suiteを運用することができます。

サービスのセキュリティレベルが高いということは、自社の情報システム部門の負荷軽減に繋がる点も大きなポイントです。

Google Meet(ビデオ会議)の用途が広がる

Google Meetは全プランで提供されている標準機能ですが、Enterpriseプランは250名の最大参加人数と、録画・保存が可能という点で優位性があります。このアドバンテージにより、企業におけるGoogle Meetの活用の幅が広がります。

250名という参加人数は、社内での大規模会議やキックオフなどはもちろん、社外向けのWebinar用途でも十分に通用する規模感です。本来ならば有償で遠隔会議ツールやWebinarツールを導入する必要がありますが、標準機能としてグループウェアに内包されていることは、非常に大きなメリットです。

また、録画・保存ができることで、例えば説明会を録画して当日参加できなかった人に送付したり、会議内容を振り返りたい、という時にも活用できます。保存先はGoogle Driveのため、共有方法は権限を付与して、ファイルリンクを送れば完結します。

長い動画の場合、ファイルが大容量になることが多いですが、G Suiteであれば共有も容易なので、ストレスなく運用することができます。

G Suite Enterpriseは大企業以外にもおすすめ?

結論から言うと、G Suite Enterpriseは大企業以外にもおすすめのサービスです。確かに、大企業向けという声をよく聞くことがありますが、決してそんなことはありません。なぜならセキュリティの強化は、会社規模に関わらず、全ての企業が抱えている経営課題だからです。

5G、AI、IoTなどの新領域が次々に登場し、これらのテクノロジーが成長することで、企業が保持するデータ・情報資源も爆発的に増えていきます。

一方で、このような情報を狙ったサイバー攻撃も増加します。記憶に新しいものでは、「WannaCry」が世間を賑わせていましたよね。近年のサイバー攻撃は、ますます高度化・巧妙化の一途を辿っています。

そして、サイバー攻撃の対象になるのは大企業だけでなく、サプライチェーン攻撃に代表されるように全ての会社にリスクがあります。つまり、会社を守るためには、規模に関わらずセキュリティ対策を盤石にしておく必要がある、ということです。その意味では、G Suite Enterpriseの絶対的なセキュリティは、これからの情報化時代を生き抜くための強力な武器となるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。G Suite Enterpriseの機能とメリットをご理解いただけましたでしょうか。

Enterpriseは最上位プランのため、もちろん金額は安くありません。しかし、その金額に見合うだけの機能を備えたサービスです。セキュリティに不安を抱えたまま経営を続けて、万が一、何かあってからでは手遅れですよね。

ビッグデータ活用が急速に広まり、あらゆる企業において情報資源が増えている今だからこそ、セキュリティ投資として、G Suite Enterpriseの導入を本格的に検討してみてはいかがでしょうか。

本記事が、あなたの会社のセキュリティを見直すきっかけになれば、とても嬉しく思います。



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